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日曜の黄昏は夢を紙くずに変えてゆく

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日曜の黄昏は夢を紙くずに変えてゆく
ブログ紹介
古本屋のヤケた本に道端の石碑、疾走するサラブレッド、消印のついた切手、郷土史・民衆史、時刻表、邦画、ライブと、趣味の世界を漂う北海道民のブログです。

↓明治の北海道開拓の跡をめぐった「拓け、蝦夷のかなたの山のひろは」連載終了!
http://kikyaku.at.webry.info/theme/e30f0c430a.html

↓絶版本の紹介コーナー「絶版かよっ」は100冊目をもって終了しました。
http://kikyaku.at.webry.info/theme/1aae27623e.html

↓絶版以外の読了本は、セブンアンドワイ内の「北海堂書店」にて紹介してます。
http://myshop.7andy.jp/myshop/hokkai

↓読み終えた本はこちらに次々投下。積読もやり放題。「読書メーター」です。
http://book.akahoshitakuya.com/u/5075

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絶版ですよ

2008/10/11 20:03
本日紹介するのは、上前淳一郎『複合大噴火』(文春文庫)です。

著者自身も「あとがき」で言っていますが、ちょっと、変わった本です。

 われながら風変わりな本を書いた。
 これは歴史ではないし、まして気候学でもない。ノンフィクションというには異端にすぎる。エッセイ、だと思ってもらうのが著者にはいちばんありがたい。

アイスランドではラキ山、日本では浅間山が同時期に噴火し、世界各地に天候異変をもたらした。噴火により多大な被害を受ける浅間山周辺、飢饉が続き人相食む津軽、松平定信の善政によって飢饉を免れる白河、田沼意次が息子の刃傷事件と悪天候から権勢にかげりが見えつつも幕政をとる江戸、フランス革命前夜のパリ。

ところを変え、視点を変えて展開される物語は、確かに、どのジャンルわけも難しく思えます。二つの火山の噴火が世界的な天候不順にどう関わっているか、そのあたりは科学的でノンフィクションっぽいし、フランスではパン騒動(小麦の収穫量減少→パン価格の高騰→下級労働者の暴動)に揺れ、日本では、田沼政権から定信政権への移行があったという記述は歴史だし、火砕流にのまれる村の様子や悲惨な飢饉の描写は迫力ある小説だし。科学・歴史両面にふれつつも、丁寧にわかりやすく書かれていて、さらさらと読めてしまうところは、まぁ、エッセイですね。

私は歴史小説という面を強く感じましたが、それは、読む人によって違うのでしょうか。まったく、変わった本です。

最後にひとつ、また、「あとがき」からになりますが、印象に残ったものをあげます。それは、著者が、「青森県八戸にある対泉院というお寺で、天明飢饉で餓死した人びとの供養碑を見た」ときのことです。

 天明三年から四年にかけての大飢饉の直後に建てられた石の碑には、飢えの惨状や天候、近在の餓死者数、あるいは高騰した物価のことなどが刻まれている。そして、いまでも鮮明に記憶しているが、碑文の一部が誰かの手で虫食い状に削り取られていた。
 「飢えのあまり村人たちは相食むにいたった、という意味のことがこの部分には刻まれていたといいます。後世それを忌わしく思った人びとが、削ってしまったのです」
 案内してくれた地元の人はいった。

そして、今でもこの地方の人は、凶作(飢饉)に備えて、味噌を貯えるのを怠らない、というのです。

なんともすさまじい話です。


次回は、津本陽『天翔ける倭寇』を紹介します。
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スズカフェニックスに散る

2008/10/05 19:40
どうも、北の複勝男です。

中央競馬札幌開催が最終日ということで、札幌競馬場に行ってきました。

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札幌競馬第10レースのすずらん賞(2歳オープン)には、最近ハマっている道営所属馬が多数参戦、なかでも、額にハートマークを持つことで話題のマサノウイズキッドが出走とあって、数日前から楽しみにしてました。

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まさか、1番人気になるとは思ってませんでしたが、初芝で5着とがんばってくれました。さぁ、下の画像からハートマークを探してみよう!

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一方、中山メインのスプリンターズSは、あと一歩のスズカフェニックスに散りました。不死鳥の復活はまだかえ?
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映画の時間・その7

2008/09/21 20:06
映画「雪に願うこと」を見ました。

「透光の樹」の根岸吉太郎監督が、鳴海章原作の『輓馬』を映画化した感動ドラマ。人生に挫折した一人の若者が、何百キロものソリを曳き障害を越える輓馬(ばんば)のレース“ばんえい競馬”と出会い、再生していく姿を描く。2005年の東京国際映画祭で史上初の4冠を獲得。経営していた貿易会社が倒産、すべてを失った矢崎学は、兄・威夫を頼って故郷の北海道帯広へと戻ってきた。そして、威夫が運営する“ばんえい競馬”の厩舎で見習いとして働き始める学。彼はそこで、まるで自分と同じようにお払い箱になる寸前の馬、ウンリュウと出会うのだった…。(セブンアンドワイより)

いい映画でした。薄暗いなかで、白い息を吐きながら、湯気を立てながら運動を繰り返す、ばん馬と、やがて、それを包み込むように広がる朝焼け。印象的な朝の調教風景など、映像はとにかくキレイでした。

生き物に接する、勝負に徹する、そんな厳しさもありながら、家族同然に暮らす厩舎内の人間模様など、ほんわかしたところもあり、その辺のメリハリが好きです。

何にせよ、馬文化ってすごいね。
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映画の時間・その6

2008/09/17 21:37
映画「武士の一分」を見ました。

藤沢周平原作の『盲目剣谺返し』(『隠し剣秋風抄』文春文庫刊)を山田洋次監督が映画化。山田洋次監督による「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く藤沢周平原作時代劇三部作の最終章。小藩の下級武士である主人公が、妻とのつましくも幸せな生活を踏みにじられたとき、一人の男としての尊厳を懸け毅然と立ち上がる姿を描く。主演は木村拓哉、共演に宝塚出身の檀れい。三村新之丞は東北の小藩に仕える三十石の下級武士。毒味役という張り合いのない役目に不満を持ちながらも、美しく気立てのいい妻・加代とつましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。そんなある日、新之丞は貝の毒にあたって失明してしまう。今後の生活を案じた加代は、上級武士の島田藤弥に相談するのだったが…。(セブンアンドワイより)

ヅラをかぶってもキムタクはキムタクだった。
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映画の時間・その5

2008/09/16 21:14
映画「木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ」を見ました。

V6の岡田准一主演、宮藤官九郎脚本の人気TVドラマの映画版第2弾にしてシリーズ完結編となる青春コメディ。ぶっさんの死後、それぞれの人生を歩み始めたキャッツのメンバーが、謎の声に導かれ、ぶっさんにちゃんとお別れをするため再結集する。ぶっさんが死んではや3年、残されたキャッツの4人は別々の道を歩き始め木更津を離れていった。そんな中、ただ一人木更津にとどまり市役所に就職したバンビは、ある時、空からの不思議な声を聞く。それをぶっさんのメッセージと確信するバンビは、バラバラになったメンバーたちを訪ねることにするのだが…。(セブンアンドワイより)

待ってましたよ、この懐かしいノリ。もう、ぶっさん、何回でも復活していいよ。相変わらず、おもしろかったです。

テレビシリーズや日本シリーズ(映画)を見てからだと、より楽しめると思います。というか、見れ!
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映画の時間・その4

2008/09/15 19:21
映画「眉山」を見ました。

さだまさしの同名小説を「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心監督が映画化した感動ドラマ。出演は松嶋菜々子と大沢たかお、そして10年ぶりの映画出演となる宮本信子。東京で働く咲子は、徳島で一人暮らしをしている母・龍子が入院したとの報せを受け、久しぶりに帰郷する。咲子はそこで母が末期ガンであることを知る。入院してもなお気丈に振る舞う母に複雑な思いを抱きながら看病を続ける咲子は、医師の寺澤と出会い、少しずつ心を癒されていく。そんな中、死んだと聞かされていた父が生きていることを知り、まだ見ぬ父のもとを訪ねる決意をする咲子だったが…。(セブンアンドワイより)

いい映画でした。「私は眉山をあの人と思って生きる。咲子は私が守る」そんな母の気持ちを知らず、「自分勝手なだけよ」と気丈な母を評する娘。これが、母の秘密を知ったとき、だんだん変わっていくんですね。もう、泣かせるストーリーですよ。けど、そう簡単には泣きませんよ。指輪の交換なんかでは泣きませんよ。ぐすっ

圧巻なのは、クライマックスでもある阿波踊りのシーン。初めてじっくり拝見したんですけど、すごいお祭りですね。伝統というものをまざまざと見せ付けられた気分です。実際に、見に行きたくなります。阿波踊り以外にも、眉山からの風景など素晴らしく、もう、徳島公認の宣伝映画でいいんじゃないですか。
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ひきこうもり

2008/09/13 01:16
とある理由からこの連休は部屋にひきこもってやろうと思いまして、今日は朝からいそいそと、無駄に新品のPS2を買いに行ってきました。数年前、熱中していた「ジーワンジョッキー」(プレーヤーが騎手になってリーディングやらなんやらを目指すもの)のゲームソフトとメモリーカードも買って、もちろん、コーラとポテチも買って、籠城の準備は完了です。夢中でやってたら、もう、こんな時間。やりすぎだべぇ〜。でも、デビュー3年目の春に、無事、フリーになる、キリのいいところまでいったんですよ。

途中、スランプに陥って全然勝てなくなったり、騎乗交渉で断られまくったり、逃げ馬で追い込み試みて惨敗したり、障害レースのスタート直後の障害で落馬したり、見せムチの使いどころがイマイチわからなかったり、ポテチのせいでコントローラーがドロドロになったり、いろいろありましたが、久々のゲームは楽しかったです。

目がめっちゃ疲れたので、ゲームはもういいや。明日は、「絶版かよっ」の続き、「絶版ですよ」のコーナーを近々始めるためにも、読書に勤しみたいと思います。「絶版かよっ・座談会」に登場したこいつら→(^-^)(・_・)も登場させてみたり、おもしろいコーナーになれば、と意気込んでいますが、どうなることやら。そして、月曜日には、札幌競馬場で馬券だやっほい!

みなさまも楽しい連休をお過ごしくださいまし。
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